6月3日 出張!昭和のホンダ車
             鹿児島ミーティング&ツーリング

*「 西方行脚2016/旅は道連れ世は情け編」の6/3日に、鹿児島県の肝付郡で開催しました。本編は↑をご覧ください。

のんびりスタート
 今日はアキマルさんの先導でツーリングです。でもゆんべが遅かったからまともに起きるわけがない。9時過ぎ漸くのお目覚めでした。すると私が起きるのを待ってたかのように、お父上が1枚の写真を差し出します。「昨日の話で思い出して」と。それはお父上の整備兵時代の集合写真!もう眠気も吹っ飛んでいきなりハイテンションモードへ!また2人で盛り上がっちゃいました(笑)。そこへ起き抜けのアキマルさん登場でようやく1日がスタートします。今日はツーリングの後、志布志港からフェリー乗っちゃうので話の続きはまた次回に!お父上殿どうかそれまでお達者で!



 お父上に見送られてアキマル亭を出発。まずは腹ごしらえにいつものジョイフルへ。10時過ぎに入って出たのが11過ぎ。のんびりブランチでした。







鹿児島ツーリング
 今回はゆんべの大宴会で出た「流鏑馬」、「一反木綿」、「ロケット」がキーワード。中でも「一反木綿」はこの肝付が発祥の地だそうで、地元のアキマルさんも知らなかったそうです。「ゲゲゲの・・・」風に飾られてたりすると、ちょっとテンション下がっちゃいますが・・・




 まずは900年も続く高山の流鏑馬から。奥に見える赤い鳥居が四十九所神社で、そこへ向かうこの真っ直ぐな道が、毎年10月第3日曜(以前は19日の神社大祭)に行われる流鏑馬の宮之馬場というこの神社の前提です。長さは330mあります。多くの流鏑馬は成人男子によって行われますが、ここでは中学2年の男子が努めます。中2?と言うことは・・・元服!つまりここでは今も「昔の成人」に拘ってるようです。8月に1人だけ選ばれたその子は馬と弓の特訓を受けて本番に臨みます。ポケモンGOどこじゃなでしょうね(笑)。 ちなみに神社名の由来は、祀られている神様の数だそうです。



 さ、お次はアキマルさんも知らなかった「一反木綿」。なんですが、昔から語り継がれている妖怪であって、どこかに祀られている、と言うわけではありません。ゲゲゲの鬼太郎に便乗して観光資源に、なんてぇのもありません。あくまで土着の妖怪です。また、今でも目撃情報が多いのも特徴です。ただし以前は土葬の際に立てた木綿の旗が飛ばされたのでは?と考えられてましたが、じゃあ最近のはどう説明すんでしょ?土葬しないんだし。やっぱ、ホントにいるんですかね?なら気を付けないと。ゲゲゲの鬼太郎では良い妖怪でも、本物は人を襲うそうですから。て、・・・まさかねぇ。ハイっ次ロケット!



 志布志湾出て海沿いに走り、内浦湾との境目あたりにある「ふれあいパーク内之浦」で一休み。海は・・・見えませんな。ま、海沿いに走ると言っても、海沿いの山道ですから。でもこのワインディング、なかなか楽しいコースです。アキマル号も調子良いのでグイグイとリードしますが、こっちだってツインキャブは伊達じゃない!がっちり食いついてゆきます。



 そして到着。これがJAXAの内之浦宇宙空間観測所です。後で分かったんですが、宇宙科学資料館なんてぇのもあって見学できるようです。JAXAにとっても膨大な国家予算使ってる手前、広報活動は大事ですもんね。ま、発射台もロケットも見れたんで、我々は外からだけでも事足りますが。



          

 発射台とロケットはNASAの映像を見慣れてるせいか小さく感じます。日本にとってはこれが精いっぱいなのですかね?でもどでかいのはアメリカやロシアに任せて、必要な分だけ、なら賢明な選択です。まだまだ年寄りにいっぱい金かかるんだしね。だからどこかの議員さんの「2番じゃダメなんですか?」はある意味的を得ていると思っています。




 では中〆の1枚を。これにて5号は1号に次ぐ南緯到達となりました。

 お次は県道561のトンネルくぐってショートカット。志布志に出て、第一回鹿児島ラーメン王決定戦で優勝した店に連れてってくれるそうです。軽いブランチだったから、小腹くんが激しく尻尾振ってます(笑)。



 それがこの「マルチョンラーメン」で、メニューはあっさり系豚骨ラーメン3種(中、大、スペシャル)とめし(ライス)のみ。あっさりしてて臭みが全然ありません。こりゃ優勝云々抜きにしてもおいしいラーメンです。それと、不思議なことに妙に懐かしい感じが・・・。なんでしょ?



 思い出しました!初めて食った時塩と間違えたスープの色は、中高生の頃にこっちで蒸機追いつつ食ったラーメンそのもの!これですよこれ!白濁豚骨に押されて、あの頃食ったラーメンはもう無いのかと思ってました。どおりで懐かしいわけです。それに気づいちゃったからスープ残せませんでした。って、いつものことかだろが!(笑) さ、これで小腹も満たして後はフェリー乗り場へ行くだけ。でも時間はまだ余裕たっぷり。今行ったんでは早過ぎます。そしたら偶然志布志鉄道記念公園に出くわしました。当然寄り道です。



 保存されてたのはC58112。海風に晒されてなおこの美しさ!しっかり面倒見てくれる方がいなければあり得ません。欠品もなさそうです。いやぁ、これは素晴らしい!ロケーションも良いし、幸せな余生と言えるでしょう。


    
  


 こいつは本来対象外ながら、この手のキハには良く乗ったので特別に。



 さ、C58とツーショット撮ったらそろそろ港へ行きましょう。今なら土産も余裕で買えます。そしてフェリーをバックに〆の1枚撮ったら昭和のホンダ車鹿児島ミーティング&ツーリングはめでたくお開きです。

 毎回毎回アキマルさんには本当にお世話になりっぱなしですが、今回はそれらをはるかに上回るおもてなしに、ありがたいやら申し訳ないやら…。特に今回の大宴会は記憶記録共に残るすんげぇ大宴会宴でした。心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました!で・・・また来ます!


 
 
*この後はフェリーさんふらわあで神戸に向かいました。
        続きはこちら→「 西方行脚2016
/旅は道連れ世は情け編

 

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