7/14〜16

リベンジ!/3泊4日弾丸ツアー

 本ツアーは、昨年7月に北海道でエンコした4号の走り残した区間を、再度渡道して走りきり、前ツアーを完結させるという超おバカな企てです。バカじゃねぇの、ってか?あにぃ?疑ってんのか?バカだよ!筋金入りの!(笑)

 

あれから1年・・・
 ちょうど1年前、さいとー4号はパンクしたマフラーから爆音響かせつつも、襟裳から道内終点の苫小牧を目指し快走していました。そしてあと1時間ほど、ってあたりでしたっけね、1年に及ぶ4号の苦難が始まったのは・・・。前方のゆるい上り坂に「うっしゃ!」と踏み込み、その坂を上りだしたとたんエンジンがうなりを上げ、速度が見る見る落ちて、ギアを変えてもなすすべなく坂の途中で行き足が止まりジ・エンド。

 

 これは後にわかったことですが、既にクラックの入っていたダンパーゴムが破砕してギヤが砕けチェーンも切れて・・・、だったようです。これじゃ全く動けません。でもその時はそんなこととは全く分からず、しかもフェリーの時刻もあるし・・・。もちろんこういうことは我が身には無縁、と思ってたわけでもないし、1号で夕方の環七を止めかけた経験もあるし。でもここはアウェィの北海道。さすがにアセりましたねぇ。そう、あれから1年ですわ・・・
*作業の写真殆ど撮ってません!

 

遅れた復旧
 昨年8月の弟の急死等もあって、ガレージサイコーのローダーで引き上げてもらったのが9月。しかし「引き上げるのは我慢するけど縁起悪いから捨てて!」というカミさんの手前、また私自身の心労もあって、裏ヤードに引き上げたままの放置状態に入ります。しかも折り悪く(?)、6月にもらったSB-1(さいとー5号)を、浜松に間に合わせるべく優先復帰することを決めてましたから見通し以前の状態でした。寒くなる頃、車内に置きっぱなしのエンジン2個(外したのと部品取)こそ下ろして身軽にはなりましたが、なすすべなく2013年が暮れてゆきます。Nくんさぞや心細い年越しだったでしょうね。
 ちなみに、なんで初代シビックを浜松へ!なのか?だって、私が乗っていけば必ず「初代シビック1台参加!」になるでしょ。

 

復旧へ向けて
 5号の復帰作業は勉強も兼ねて「できるかぎり自力!」を掲げ、けっこうやらせてもらいましたわ。ま、素人に任せられる範囲ですけどね(笑)。それが暮れまでに粗方済んで迎えた2014年。春はまだ先でも、地面の下では芽吹きの準備が始まるごとく(稚拙な口実?)4号復帰への胎動が始まります。

 まずは部品の確保をすべくエンジン1個目を解体へ。あ、1個目って言うのは、4号買った時エンジン3個付いてきて、そのうちの1個がホンダ学園の文化祭で展示運転するために再生したやつなんですわ。まだ部品が出た頃だったんですかね?けっこう新品に交換した、かどうかは分からないけど上物が取れそう!オイルノズルは間違いなく交換してますね。ダンパーゴムもクラックなし!で、それをいきなりバラすのもなんだから、まずは練習で1個目を、ってわけで、素人には「へぇ〜」の連続でした。それにしても・・・なんとも恵まれた環境です。

 

いよいよ順番が!

 4月末、ついにさいとー5号が復帰&登録!本当は「完成」じゃなかったんですが、車庫証明取っちゃった都合上取りあえず、なんて不謹慎?でもこれで一区切り。4号の復帰作業自体は、年明け以来少しずつ進めてましたが、これでいよいよ本格化します。復活ランを目論んで年休も確保しちゃいました。で、その復活ランの時期が、狙ったわけでもないのですが7月中旬。他の予定を考えるとそこしかなくて・・・。どういうお導きですかね?まさかまたエンコ?なんとも意味深な・・・。もっとも、それまでに復帰できる保障なんてどこにもないんですから、気にせず作業に励みました。そ、ダメ元ダメ元。

 

間に合うのか?!
 5月の下旬頃、珍しく今井会長に手すきができたんで、2年越しの順番待ちだった3号がミッションケースのオイル漏れ修理で入庫。4号も目途付きかけてたしね。ところが、と言うか、やっぱり・・・、来ちゃうんだよねぇ、次から次へとお客さんが。やっぱ3号は4号が済むまで入れるんじゃなかったか?こうなると「さいとーさんは客じゃない」と言われて久しいから、やっぱり・・・って、だからそうじゃなくって!(笑) 休み取っちゃってるんだから!組み付けそのものはまだ自力じゃ無理だし!と、ブツブツ言いつつも自分で出来ることをコツコツと。いつでも組み付け出来るように、部品揃えたり作業場整理したり・・・。間に合うよね?

 

臨時便あるじゃん!
 一方、「行けるとしたら」の仮定で整備の傍ら渡道計画も練っていました。チャンスは7/13〜16の4日間のみ。走行距離の点からも大洗発着しかありません。深夜便(大洗発01:45苫小牧着19:45)か夕方便(大洗18:30苫小牧翌日18:30着)のいずれかで行って16日には帰らないと。で、調べてみると・・・12日(土)は、いつものライブだから13(日)の深夜便は無理で夕方便なし。14(月)は・・・深夜便なし!使えるのは14日の夕方便だけ?!これじゃ現地滞在は3時間しかないじゃん!こりゃ諦めろという神のお告げか?でも「バカよく見ろ!」と神様。商船三井のHPに小さく「14日に深夜便の臨時便運行」と!これなら苫小牧で1泊できるし15日を丸々「リベンジ」に使えます。やった!これなら行けます!まだ組み付けも終わってないのに、出撃可能を確信しました。

 

出撃準備
 「リベンジ」の意味を知ってる今井会長。さすがに7月に入ってからは優先的に作業してくれて、出発前日に試運転にこぎつけました。これで行けます!車内清掃&洗車すれば準備完了!一旦家に戻り電車で出直します。と言うのも、4号はまだ去年から続くツアーの道半ば。走りきるまでウチの敷居は跨がせません。あ、直ってもカミさんが「ウン」とは言わないか!(笑) だから13日は無駄を承知で1号で工場へ。最終点検と試運転後1号で一旦帰宅。シャワー浴びて再度電車で工場へ、としました。つまりここから出直しなんです。なんだかバカバカしいとも思えますが、そもそも「走り残した区間を・・・」などということ自体がバカげてるんですからいいんです!

 

出撃!
 いよいよリベンジの始まりです。20時15分、「今度エンコしたら北海道の土にするからな!」と4号に訓示(?)して出撃!不安と期待のてんこ盛りでギアを入れます。大洗へはナビタイムによれば2時間弱。もう空いている新大宮バイパスから外環〜常磐道と走れば確かにそうでしょう。でも復帰したばかりの4号に無理はさせられません。70キロ巡航でのんびり走ることにします。とにかく左端をおとなしく、って、車自体がおとなしくないんですけどね(笑)。でもマフラーも新調したんで今までで一番静かかも。ん〜、でもラジオ聞こえねぇな(爆)。

 1時間おきに休ませるつもりだったので千代田PAで休憩。また1時間くらい走ったら、と思ってたらもう友部JCですよ。んじゃ一気に、とフェリーターミナルに着いたら23時前。ちょっと早すぎました。

 

出航!
 日付変わって14日午前1時頃、無事乗船できました。これで最低でも北海道の土になれます(おいおい・・・)。さぁ、もう今夜の20時前までやることがありません。元々「休み」にするつもりだったんで飲んで食って寝るだけです。深夜便は寝台のみなので陣地も確保されてるし、さっそくコンビニ弁当をつつきながらビールをプハァ〜!今井会長とカミさんに感謝しつつ、がんばった自分にご褒美です。前途の不安を棚上げしつつ・・・

  

 

 

のんびり船旅
 今回は本懐(?)遂げるべく「練習」なんてヤボはナシ!楽器積んでません。とにかく船内は休養なんです。食ってDVD観て寝てまた食って寝て。これで良いんです。ちなみに夕方便はレストランやってないんで、朝は靄った海眺めつつ、ゆんべ仕込んだコンビにのおにぎり。昼は自販機の冷凍の「ジャンバラヤ」。船旅の食事としては?ですが、今時の冷凍食品は侮れません。600円が高いか安いかは別にしてけっこう旨いです。ブリッジ下のサロンで海を眺めつついただくからなおさらです。さて、もう一眠り。で、また起きてカレー食って・・・。これほど寝たのは久しぶりです。

 そして20時20分、苫小牧に再上陸です。これで北の大地の土になれます、ってそうじゃねぇだろ!(爆)

 

 

前夜祭
 今夜のお宿は苫小牧駅至近の「ホテルウィングインターナショナル苫小牧」。地図も用意しないで記憶だけで走って、珍しく一発で着きました。風呂とトイレが別室で部屋も広いです。さっそくひとっぷろ浴びて、といきたいとこですが、もう20時半回ってます。地方は夜が早いからとにかく繰り出さないと。朝風呂を決め込み食ログでチェックした店を目指します。

 

 で、入ったのは「新鮮魚市場」。そう居酒屋です。初めてのピンで飲み屋です。今度こそは!と行く前から決めてました。で、一瞬ひるむ背中を自ら押して・・・入店!祝飲み屋ピンデビュー!オドオドしつつまずはナマ。苫小牧と言えばホッキ貝ですから刺身に釜飯も。もう怖くないもん!で、次々頼んでたらふく食って飲んで。帰り道で「道産子」見つけちゃったので、酔っ払いの習性(?)に従い〆に味噌ラーメンまで食って千鳥足でホテルに戻りました。

 

 

いざ敵討ちに!
 明けて15日は決戦(?)の日です。ゆんべ食い過だから当然メシ抜きで出発です。ちなみに昨年エンコした場所はここから1時間ほど。地図ではよく分かりませんでしたが、襟裳からの1本道。R235を襟裳方向へ走れば間違いなく到達します。まずは日高道を、後続の迷惑顧みず70キロ巡航して門別へ。ここからさらに襟裳方向に走れば30分もしないで着く、はず・・・なんだけど・・・???まだかまだかと走るうちに静内を過ぎてしまいました。はっきり覚えてますが、静内の町は爆音気にしつつ走ってます。こりゃ明らかに行き過ぎです。しかたなくどこだったかのコンビニで朝飯仕込んで引き返すことにしました。人間の記憶なんてアテになりませんな。

 見過ごすはずも無いあの景色はいずこに?と再び静内の町を過ぎ、走ることしばし、サラブレッド銀座の入り口に差し掛かります。ここで思い出しました。あの時ここに寄るつもりがうっかり通過してたんです。そう、ここはまだ自力で走ってたんです。ならばこの先!と、ここでちょっと寄り道を。この先なのは間違いないですから。去年撮り損ねたNくんとサラブの写真撮らなきゃね。

 

ここだぁ!
 
しかし再びR235を走るうちに今度は門別を過ぎてしまいまた。でもとにかく走るしかありません。あの場所に着いていないんですから。そして遠くに見えるゆるい上り坂。それは記憶とはちょっと違ってましたが・・・

 あそこだ!思わず絶叫しちゃいました。近づくにつれ周りの建物も切通しも紛れも無いあの場所です!ついに再スタートの場所に戻ってきました!・・・ってちゃんと調べてりゃなんでもねぇじゃん(笑)

 

 

さぁ、今度こそウチに帰ろう
 1年前途方に暮れてJAFを待ったこの地に再び立つことができるとは・・・。もう感無量です。直してくれた今井会長、懐の広いカミさんに只々感謝です。でもまだ再スタートの地に立っただけ。勝負はこれからです。今度こそ無事に帰りつかなければ!写真撮ったらさっそく苫小牧へ向けて再スタート。「今度こそ帰ろうな」と語りかけつつギアを入れます。

 さぁ今回は時間もたっぷり。去年と同じ陽気のなか真っ青な太平洋を愛でつつゆっくりのんびり走れます。1年遅れの最終コースは快適そのものでした。

 

寄り道その1
 「いつかこの仇(?)は!」と思ってましたから、その暁にはお世話になった芳賀商会さんへもゼヒお礼にと思ってました。苫小牧へのコース上でもあるんで、冷たいもの持ってお昼休みに寄らせていただきました。

 あの時苫小牧まで送ってくださった芳賀社長は70代後半ながら益々お元気!もちろん現役です!今井会長の引退なんて当分許されません!(笑)

 

寄り道その2
 お礼が済んだら再び苫小牧を目指します。でものんびり走ってもちょっと早すぎます。ってんで中高生の頃蒸機撮りに何度か行った白老まで足を伸ばしてみました。確か社台〜白老の牧場の脇を走ってたのを撮った覚えがあります。

まっすぐな道の向こうは逃げ水?

 しかし40年の時はここでも町を一変させていました。室蘭線の電化は当然のこととしても、牧場どころか、駅の入り口も案内が無く駅はどこだ?状態。ようやくたどり着いた白老駅もこんなだったけ?その頃より町も大きくなってるんだから当然のことながら、ちょっと拍子抜け。さぁ、苫小牧に戻って宴の仕込じゃぁ!

 

今宵の晩餐
 さんふらわーは何度も乗ってて、代わり映えしない夕食バイキングもさすがに・・・。なので今回は陸で仕込んで部屋食と決めてました。部屋も4人部屋を追加料金ナシの占有だしね!しかし土地勘の無い地での不利さ。スーパーも見つけられず、まぁ、駅のほうにでも行きゃあるんでしょうが、結局またコンビニです。でも好きな時間に好きなように飲み食いできてバイキングより安いんだから良しとしましょう。

 乗船手続きが済めば後は乗り込むだけ。あの船に載せられさえすれば、北海道の土にならなくて済みます(笑)。待ってる間に年配の方たちから声かけられてしばしN談義。みなさん高校生の頃乗ったとか。

 そしてついに乗船!これで大洗までは確実に帰れます。北の大地の土にならずに済みました。やれやれ。

 

宴じゃぁ!

 後は野と慣れ山となれ!のんびりさせてもらいまっせ!昼前におにぎり2個食っただけだし、とにかく宴じゃぁ!と、さっそく500mlをプハ〜!一人の気楽さと大任(?)から開放されて後はもうグダグダに。

 飲み食いしつつぼんやりテレビ見ながら居眠りしたり。もうなんしないもんね!といつしか夢の中・・・

 

生還!
 目が覚めても大洗まではまだまだ時間たっぷり。相変わらずぼボ〜っとテレビ見て、残り物で朝飯済まして。で、また居眠り。目が覚めたらもう大洗港で着岸作業に入ってました。急ぎ身支度してロビーで下船を待ちます。

 そして上陸!ついに帰ってきました!おっと、まだ工場までの最終コースが残ってます。今回の復活作業ではキャブは手を付けなかったからかイマイチだし。ゆっくりでも確実に帰り着かねば!なので内地の蒸し暑さに耐えつつ、帰りも70K/mではじっこをゆっくりと。そして17時半頃無事工場に帰投!中断していた北海道ツアー1年遅れでここに完結!Nくんもオレもがんばった〜!

 

御礼!
 過ぎてしまえば1年なんてあっという間。でもいろいろあった、いやあり過ぎた1年でした。でも今井会長の広い懐に抱かれ甘えておんぶにだっこ・・・。ありえない恵まれた環境の下、ついに本懐を遂げさせていただきました。今井会長はもちろん、高橋さん、小林君、ウチのカミさんにもここに厚く御礼申し上げます。さいとーは相変わらず果報者です。

 

ありがとうございました!

 

その後
 無事帰投したNくんですが、ウチの車庫が満車だし、キャブ等まだ手を入れたいとこもあるし。いや、それ以前にカミさんが「ウン」と言ってくれそうもありません。なので当分「工場配置」ですかね?工場行った時のお散歩でガマンしてもらうしかなさそうです。いずれドサクサに紛れて里帰りさせますけどね!

 

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